島根県倫理法人会設立20周年式典

歴代会長紹介・挨拶

歴代会長紹介

歴代会長挨拶

初代会長  大谷 公夫

 島根県倫理法人会が500社を集めて、20周年記念式典を開催できます事は小生にとりまして、この上ない喜びであります。
 1998年8月に鳥取県準倫理法人会開設があり、中四国方面では島根県のみ未設置県。そんな状況の中で、皆様に押されて島根県倫理法人会を立上げることとなりました。それも鳥取県と同じく翌年の8月24日開設予定となりまた。倫理法人会の事を知っている人がない中で活動が始まりましたが、ともかく月に一度研究所から講師に来ていただき、こうした勉強に向くような方々にお声をかけながら、講演会もしくは勉強会を続けて参りました。少しづつの入会者に一喜一憂しながら無事に54社の会員が集まりました。
 倫理研究所戸田徹男法人局長から島根県準倫理法人会の『認可証』を頂戴いたし、54社の皆様とお祝いいたしました。来賓でご出席の宮岡寿雄松江市長から祝辞の中で『準』とは何か尋ねられて、お答えしたところ『それでは早く準がとれるように』と言って頂けたのが思い出に残ります。今後益々の会員拡大を皆様と共に続けて参りましょう。

第二代会長  古賀 隆昭

 島根県理法人会 設立二十周年心よりお祝いを申し上げます。
大谷初代会長より熱心に入会を推し進めていただき、私が50歳の時に入会させていただきました。このような素晴らしい会に、もう少し早く入会できればと、私自身強く感じている所であります。
 当時の事を思い出しますといろいろな事がありましたが、そのひとつが出雲市倫理法人会の設立、また毎月のナイトセミナー、 翌朝のモーニングセミナーの開催であります。会場は出雲一畑ホテルの二階会議室を貸し切りした会場でありました。スタートして半年間は私一人で会場設営を行い、司会進行も一人で行い、まるで一人芝居でありました。その時は、自分はいったい何をしているのかと自問自答する日々でしたが、今は会員各位の御努力を賜り、県下でもすばらしい法人会に成長された事、心よりお礼申し上げます。
 もうひとつ倫理法人会で『一隅を照らす』という言葉があります。この言葉は伝教大使・最澄(でんきょうだいし・さいちょう)が人々を幸せへと導く為、熱意を込めて著述されたものです。 『径寸(けいすん)十枚これ国宝に非ず、一隅を照らすこれ即ち国宝なり』
 『一隅』とは今あなたのいるその場所のことです。自分自身が置かれたその場所で精一杯努力し、明るく光り輝く事の出来る人こそ何物にも代えがたい貴い国の宝である、と述べられています。私自身も少しでもその精神に近づくよう、努力してまいります。

第三代会長  森脇 慎一

 島根県倫理法人会20周年を迎える事、本当におめでとうございます。
振り返って見ますと、昭和62年に東京の横田保氏から職場の教養を渡されて、これで社員教育をしなさいと言われ、朝礼で社員たちが読んでいました。1人の店長が社長、これは(職場の教養)はいいですねと言って朝礼で使っていました。
 その時は、まだ島根県にはなく、1年後、大谷公夫さんが松江に松江市倫理法人会を開設され、森脇さんも入会して下さいと誘われました。その後、出雲市にお願いをされていた、遠藤賀之門さんが急に亡くなられて出雲を断念され、大田に1人会員だった私の所へ来られて、実は、県を創るには、2単会出来ないと県が出来ないと言われました。
 私は、全国SPCジャパンと言う組織(これは理美容業界)での経営の勉強会に10年前から全国を飛び廻っていて、島根県にはほとんどいなかった時に、大谷さんが何回も足を運ばれ、家内と2人の前で色々説得されて、森脇さんの誕生日はいつですか?と聞かれ、昭和24年8月8日と言うと、それでは、8月8日に開設しましょうと言って帰られました。その後3カ月間、頭の中は、受けたかからにはと思いもんもんとしましたが、まず市長にと思い、熊谷市長にお願いすると、それは言いことだと言われ、寺戸会頭を紹介して頂き、寺戸会頭には、副会頭2人を紹介して頂き、50社で開設することが出来ました。
 その2年後に100社にした所で、県の会長にと言われ、困ったあげく県会長を受け、島根県全体に作ると言ってしまい大変でしたが、企業に倫理を職場に心を、家族に愛を受け伝えながら、島根県内の企業が益々
発展します事を願い無我夢中でした。
 思えば、大田から出雲へ30社持って行って、出雲・安来・益田・浜田と3年間で開設し、500社で常松会長に受け継いで頂きました。それぞれの単会での思い出は沢山ありますが、その時、無理矢理に単会会長を受けて頂いた単会会長には、感謝で一杯です。
 これからも、益々、島根県倫理法人会が発展します事をお祈りします。本当におめでとうございます。

第四代会長  常松 栄

 本年 島根県倫理法人会は、お陰様で20周年を迎えることができました。
 平成12年6月19日に全国で44番目の倫理法人会として誕生し、現在は500社を有する団体にまで成長することができ大変嬉しく思います。私が会長を務めさせて頂いた10周年の時には、正直なところここまでの組織になるとは夢にも思いませんでしたが、その後の10年間で組織力強化さらに役員の意識の向上によりここまで発展したと考えます。これもひとえに役職者の皆様をはじめ会員の皆様方のお力添えと深く感謝申し上げます。  
 さてこの節目の年に、新型コロナウイルスという病原体が世界中の生活や経済まで脅かし、各行事が中止延期となるなど会員の皆様も不安を抱えていらっしゃることと思います。しかしそうした中にも前向きに高い意識を持ち、皆様と共に20年のお祝いの日を迎えられることはこの上ない慶びであります。
 私たちが今一番経営者として必要なことは、倫理経営であり心の経営であります。堅実に着実に活動し「企業に倫理を 職場に心を 家庭に愛を」を常に目指しながら皆様方への感謝を胸に精進してまいりたいと思います。

第五代会長  植田 孝一

 設立20周年おめでとうございます。平成25・26・27年の3年間、県会長を拝命致しました。当時、出雲のMSの後、歴代県会長4人と方面長が早朝、集合され
 「はい」か「イエス」の択一にて会長をお受けした記憶がございます。
 在籍中は『拡充』三年計画総仕上げの最終年度、平成27年度は設立15周年の節目でもあり懐かしく思い出します。初年度は組織基盤である単会の充実を図るべく基本の徹底を上げ、2年目は活動の具体化を図ってまいりました。
 取り組みとしては、現在では常識となりましたが、①役員はリハーサル実施による5時集合の「役員朝礼」・「モーニングセミナー」の基本を徹底。②真の倫理実践者を育てるため、『100日実践トライアル』(実践内容を一つ決め、100日間実践し続ける)。③モーニングセミナーの講話者として、各単会役員から約30名を選定登録し『県内レクチャラー制度』をスタート。④年一回開催される「倫理経営講演会」では、全単会が【活力朝礼実演と講演】⑤「島根県朝礼コンテスト」など活力朝礼の良さを広く一般の方にも知って頂く為の布石としました。また、倫友はご存知の通り、丸山創始者が発見された『生活の法則』である純粋倫理は『知識(栞2条~17条)』として学んでも『力』にはなりません。自らの生き方の中で、『実践(栞1条)』することで真価が発揮されるものです。今後、この倫理実践を通し、相手を変えるのではなく、自分が変わることにより、夫婦・家庭・会社・地域社会の発展と美しい世界づくりに微力ながら貢献してまいります。最後になりましたが、会員の皆様のご健康とご健勝を心よりご祈念申し上げます。

第六代会長  古川 雅巳

 この度は、島根県倫理法人会設立20周年、本当におめでとうございます。
 私は2015年9月から3年間6代目県会長として務めさせていただきました古川雅巳です。
 植田孝一5代目会長からお話をいただいた当初は、「私よりも先に会長に成られる方がおられるのに、なぜ私が…」と、少々遠慮もしていましたが、後々倫理を学ぶにつれてそれは私自身の「強情」だったことに気がつきました。県会長の3年間は、とにかく「倫理」に触れる機会も多く、だんだんと倫理の学びの奥深さ、素晴らしさに魅了されてきました。県の組織や運営の改善、そして創始者生誕地への訪問などの活動を通じて、徐々に愛着が湧いてきました。丸山敏雄創始者が戦後の混乱期に、どんな思いで倫理運動を始められたのか、そして、倫理を学び実践することがどんなに未来の日本を良くしていくのかなど、少しづつ共感し、染みてきました。
 2020年の今、500社となり、いよいよ1000社が見えてきました。1000社になれば倫理運動が更に深く企業や家庭に浸透し、より良い島根県に更に進化します。
 倫理運動のバトンをしっかり未来につなぎ、豊かで幸せな社会づくりに尽力する覚悟です。
 島根県倫理法人会のさらなる成長発展を心よりお祈り申し上げます。